燕市・三条市のご紹介
燕市のご紹介
燕市は、新潟県のほぼ中央部に位置し、金属洋食器(カトラリー)の主要な産地として知られる工業都市です。
市内にそびえる国上山(くがみやま)は、越後最古の名刹「国上寺(こくじょうじ)」をはじめ、数多くの史跡が点在。
山頂からは日本海、遠くは佐渡、能登半島、越後三山が眺望でき、その眺めは「素晴らしい」の一言。
江戸時代の初期に始まったとされる金属加工産業。銅器やキセル、ヤスリ、そして矢立と、優れた技と創造性あふれる製品が数多く産み出されました。
そうした「江戸時代の匠たち」の技は、世界的に知られる金属洋食器・金属ハウスウェアを生み、さらに現在ではプレス加工・機械加工(金型・切削・研削)・精密板金・溶接・表面処理・塗装など金属加工産業の集積地として、「世界のTSUBAME」の名を広く発信し続けています。
三条市のご紹介
三条市は、新潟県のほぼ中央部に位置し、地場産業である「金物」の製造を通じて培われた「伝統の技」と「先端技術」が調和する新技術・新製品開発が盛んな金属産業都市です。 市内には600を超える中小企業が存在し、三条鍛冶の伝統を受け継ぐ包丁、利器工匠具、その鍛造技術を基盤とした作業工具を始めとして、測定器具、木工製品、アウトドア用品、冷暖房機器、産業機械など広範囲に渡り、優れた製品を生産しています。
また、最終製品だけでなく、自動車や農業機械などの鍛造部品、プレス加工、金型製造など、金属加工を中心に多様な加工技術が集積し、新潟港から県央地域に広がる産業の一大集積地の中でも、三条市の製造品出荷額等(H21)は2,600億円に達するなど、工業都市として重要な位置を占めています。
その一方で、市内には景勝地も多く、市内を流れる五十嵐川は、夏にはアユ、秋にはサケの遡上が見られ、晩秋には多くの白鳥が飛来してきます。
また、五十嵐川中流部には、新潟県景勝100選にも選ばれた200mの岸壁「八木ヶ鼻」がそそりたち、季節毎に塗り替えられる絵画のように訪れる人の目を楽しませてくれます。