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  玄能・金鎚 
 
相田 優樹男 氏



      鉄に情熱をかける職人


   昭和12年、相田さんの父により相豊ハンマーは創業されました。
現在でも手づくりによる製造を続けており多品種少量生産により一般向けからプロ向けまで作っています。一つから注文を承っており玄能であればどんな形状のものでも対応できると言います。
近年では日本のみならず、ものづくりの盛んなフランスやドイツ等のヨーロッパにまで、自由鍛造による強い鍛えあげられた火造り鎚が出ていくそうです。
 
   


   玄能は種類が豊富で使う人の好みにより形や重さが違います。職人の眼鏡にかなうよう細かいところまでこだわり作ります。作る側と使う側、同じ職人同士何度も話し合い作り込むのは、職人魂のぶつかり合いだと言います。
 作るときの要は柄を差し込む部分となる櫃(ひつ)の穴あけが重要です。衝撃に耐えるため中央部は軟らかくし、両端は硬くするそうです。さらに、両端も外縁部を硬く中央部を軟らかくすることで、まくれを防ぐことができるそうです。
職人は玄能を一振りしただけで善し悪しを見分けることができるため、これがちゃんとしていないと使いものにならないのです。

 
 
 

   相田さんの挑戦により、使うにはもったいないほど美しいステンレス製の玄能も生まれました。
ステンレスは炭素鋼(S55C等)よりも素材に粘りとクセがあり、鍛造から焼き入れと製造がとても難しいのですがその製造に
成功し、今では手入れの面からも多くのファンがいます。 
 

   
   海外製や利益だけを考えた製品が多い中、相田さんは手づくりに徹し使い手のことだけを考え
玄能作りに全うしています。
変わった形のものを作るのは素材の段階から完成を思い描き、楽しく製作にあたるそうです。
そして、実際に使う方からの反応が何とも言えぬ嬉しさと次への励みになるそうです。
 相田さんには後継者がいてくれる事も心強いです。大工が惚れ込む精巧な玄能づくりは
この先も伝統を守り更なる進化を見せてくれるでしょう。


  相豊ハンマー

〒955-0814 新潟県三条市金子新田五十ノ南乙1718-13
  TEL0250-34-3526 FAX0256-34-3526


相豊ハンマー

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